2019年も軟調が続くトルコリラ。この先、再び浮かび上がることはあるのでしょうか。
個人的な予想としては、今年のトルコリラは「昨年よりマシ」という結果になると考えます。具体的な相場予想は「中長期のレンジ相場入り」です。V字回復は期待できませんが、回復の前段階にあるレンジ相場に入ると考えます。
理由はいろいろとありますが、具体的な相場予想は本文でご紹介していきましょう。途中、対比のためにメキシコペソや南アフリカランドの話を交えて解説を加えます。
なお、為替の長期予想というのは基本的に難しいものだと考えます。ですので、今回の内容はあくまで個人的な予想に過ぎません。「当たるも八卦、当たらぬも八卦」となりますので、どうぞご容赦ください。
2019年の先進国は通貨安競争を開始する
まず最初は世界の経済動向から見ていきましょう。主に先進国通貨に対する考えを述べていきます。
2019年の為替相場は「世界の先進国が通貨安競争をする年」になると考えます。日本円は言わずもがな。ユーロもイギリスの欧州離脱問題でユーロ安となっています。
意外な所ではオーストラリアドルも通貨安競争に参加している国ですね。中央銀行が利下げを続け、既に為替レートが沈み込んでいます。中国の景気後退も為替レートを下げる方向に働いていますね。
では「米ドルは?」というと、これがまた通貨安競争に参加したい国であったりします。理由は株高、貿易摩擦、そしてトランプ大統領の任期にあります。
トランプ大統領がドル安を望む理由
米国が通貨安競争に参加したい国だと書きました。あまり大っぴらになっていませんが、トランプ大統領もドル安を望んでいると考えます。理由は以下の通りです。
もう一段の株高を実現するためにはドル安が必要
まず1つ目に、米ドルの為替レートが上がり過ぎて投資コストが高騰している点が挙げられます。昨年は調子の良かった米国株ではありますが、ここ2年ほどは高値圏を脱し切れず、NYダウは頭打ちとなっています。理由は割高過ぎるからです。
米国経済は好景気ではありますが、既に材料は出尽くしています。特段に米国市場の変化がなければもう一段の株高は実現しません。
では、次の材料は何か?答えはドル安誘導だと思います。
もし、ドル安が実現すれば米国株は海外から見て割安感が滲み出ます。そうすれば、NYダウはレンジを抜けて上伸しますし、トランプ大統領の人気も上がります。これがトランプ大統領がドル安を望む1つ目の理由です。
貿易摩擦を改善するためにもドル安が必要
記事を書いている現在でもトランプ大統領は中国と静かに対立を続けています。理由は言わずもがなの貿易摩擦です。
この貿易摩擦を解消するにもドル安が必要です。というのも、ドル安となればアメリカに輸入される商品が割高となり、その競争力が落ちるからです。アメリカから見て海外製品の競争力が落ちればアメリカ製品の需要が高まる。そんな訳で、自国産業を優先させたいトランプ大統領はここでもドル安を望んでいると考えます。
もちろん、上記のロジックはトランプ大統領本人が考え出したものとは思っていません。中国との交渉団にも加わっている、ムニューシン財務長官の入れ知恵だと思います。この人はゴールドマンサックスの役員を17年務めた人で、経済のプロフェッショナルであるからです。
そんな訳で、米国が通貨安を望む2つ目の理由がここにあります。
トランプ大統領の任期は2021年1月まで
上記の通り、トランプ大統領ならびに米国政府が通貨安を望んでいる理由を上げてみました。ただ、時期的な要因も考えてみましょう。トランプ大統領の任期です。
上記の通り、トランプ大統領の任期は実質的に2020年までとなっています。しかし、2期目を目指すとなると話が変わります。もう4年、任期が延びるからです。そして、大統領本人は2期目を目指す方向で動いています。
そうなると2020年の選挙レースまでに支持率を上げなければなりません。つまり、2019年の今年が勝負の年となる訳です。
おそらくシナリオとしては、ドル安誘導による一段の株高を演出し、さらに貿易交渉で中国を叩き潰す。これが支持率回復シナリオの本筋なのではないでしょうか。トランプ大統領が選挙当初から公約している方向性と一致しますし、支持率回復の効果を見込むこともできます。
そのような訳で、米国が通貨安競争に参加するなら今年2019年になると予想した次第です。
ドル安誘導なら新興国通貨にチャンス
以上の通り、今年のFX相場はドル安トレンドになると予想してみました。すると、相対的には新興国通貨にはチャンスが巡ってくると考えます。
目先では中国の人民元のように通貨安トレンドになっている新興国もあります。ただ、中国にしても1ドル=7.00人民元以上の通貨安は許容しないとの姿勢を見せています。通貨の信用に傷がつくからです。案外、ここら辺が買い時ではないでしょうか。
メキシコペソのように、すでにトレンドが上向きの新興国通貨もあります。新興国は経済成長の意欲が旺盛ですので、景気の良い時ほど買われるのですね。その点、世界経済は2018年も堅調に推移しました。この状況が悪化しない限り、新興国通貨にはチャンスが巡ってくると考えます。
2019年の新興国FX通貨を予想する
さて、話は翻って新興国に目を向けてみましょう。
はじめは新興国通貨全般について2018年の振り返りです。昨年、新興国の経済成長は全般的に堅調に推移しました。ただし、為替レートについてはまちまちで、通貨が買われた国と売られた国がまだら模様の様相を呈しています。
メキシコペソのように買われた新興国通貨もありました。こちらはNAFTA再交渉がうまくいった結果でしょう。一度は売られたものの、現在では値を戻す局面にあります。メキシコペソの予想に関しては、以前の記事(2019.1掲載)で底値を当てましたので自信があります。
もっとも、今年も新興国通貨は一括りにはできない状況が続くことでしょう。メキシコのように経済が上向きの国と、トルコのように外交政策が軟調な国とでは一概に一括りにして予想を立てることができません。個別の事情を考慮する必要があります。
そこで以下にはメキシコペソ、トルコリラ、南アフリカランドの予想を交え、トレード戦略を練っていこうと思います。チャート分析を交えます。
すでに上昇トレンド入り?メキシコペソの今後の見通し
最初はメキシコペソです。チャート上記の通りで、すでに為替レートには底打ち感と緩やかな上昇基調が見えています。もしかしたら、これは長期に渡る上昇トレンドの初動であるかも知れません。ここは素直に買いに出て良い状況であると考えます。
ファンダメンタルズ要因の面では内外の2つの要素が良い感じにプラスに働いています。外交と内政です。
メキシコは外交面でも内政面でも堅調な動き
外交面では昨年2018年に米国とのNAFTA再交渉を終えました。一時期は揉めに揉めてはいたものの、時期が来れば一件落着。米国、メキシコ、カナダの3ヵ国で貿易協定を無事に結ぶことができました。
内政面では新任のオブラドール候補が良い働きをしています。選挙の際にはその過激な発言に政権運営を危ぶまれた同氏ですが、大統領就任後には特に外交面で穏やかな姿勢を保っています。政権方針も改革一直線から現実路線に移ったと考えられていて、当初危ぶまれたほどには政治リスクが顕在化していません。
こうした点から、2019年もメキシコの政治・経済は堅調な動きを続けるものと考えます。
メキシコペソ2019年の投資戦略
メキシコペソが堅調であるという前提に則れば、投資戦略で有効となるのは長期保有の戦略です。スワップポイントを貯めながら為替レートの上昇による差益も取る。この戦略が久しく有効性を見せることでしょう。
もっとも、為替レートの値動きには目を凝らしておく必要はあります。現在の所、メキシコペソはトレンド継続のチャートパターンを繰り返していますが、どこに変化があるか分かりません。
上昇トレンドの難しい所は降りる場所の判断に神経を使う点です。早すぎても利益を逃しますし、遅すぎれば損失を招きます。2019年のメキシコペソは案外、難しい相場になるのではないでしょうか。上級者向きの通貨になると考えます。
メキシコペソ向けのFX口座
上記の通り、2019年のメキシコペソは堅調に推移すると予想しました。投資戦略の選択としては、バイアンドホールドがメインになると考えます。ここで、投資ツールの選び方としては、やはりスワップポイントの高いFX口座で運用したいものです。
当サイトのおすすめはセントラル短資FXです。現在の所、業界最高水準でメキシコペソのスワップポイントを提供しています。興味のある方は、以下のPRページも併せてご覧ください。
リバウンド前にレンジ相場入りか?トルコリラ2019年の予想
一方のトルコリラですが、こちらは上記の通りいまだに下落トレンドを続けています。ただ、昨年度に経験した大暴落ほどには為替レートが落ち込んでいません。そろそろ反転の兆しが出てくると予想します。
ただ、中長期トレンドがいきなりV字回復をすることは考えにくいものがあります。レンジ相場入りです。FXでトレンドが転換するには「下落トレンド⇒レンジ相場入り⇒上昇トレンド」と確実にステップを踏む必要があります。
トルコリラ2019年の投資戦略
レンジ相場入りの観点に立てば、意外にもトルコリラのトレードは易しいものになります。レンジの下限で買い、上限で売るというトレード戦略を狙うことができるためです。この逆張り戦略は勝率が良いので、初心者の方にもおすすめです。
上記はトルコリラのチャート予想です。ご覧の通り、管理人の予想は16円~22円のレンジ相場です。このレンジで推移すればトルコリラのトレンド反転が見込めます。
もっとも、ノイズは多く出ることでしょう。下限・上限にぴったりフィットしたそれぞれの価格で反転するとは考えにくいものもあります。ある程度のノイズを見込み「頭と尻尾はくれてやれ」の精神でトレードする必要があると考えます。
トルコリラ向けのおすすめFX会社
上記の通り、トルコリラはレンジ相場になると予想しました。ある意味で、初心者向けの相場になると考えます。
そんな初心者向けのトルコリラ口座を提供しているのはSBI FXトレードです。1通貨から取引することが可能でスワップポイントもそこそこあります。少額からFXの練習をするにはもってこいなのではないでしょうか。積み立て口座にも向いてます。
SBI FXトレードの口座開設は以下のページからどうぞ。管理人も積み立て口座に利用しています。システムが分かりやすく、FXの経験が少ない方にもおすすめです。
リンク:SBIFXトレードの公式PRページはこちら [PR]
実はブレーク寸前!南アフリカランドのチャート分析
最後は近頃、鳴りを潜めている南アフリカランドです。
昨年は2月にズマ大統領が辞任するなどして、長らく下落トレンドにありました。政治的混乱を嫌って売りが続いたのですね。
しかしながら、売りの勢いは穏やかに収束しつつあります。もともとが貴金属類の輸出量が多い国ですから、世界経済が好調となれば自然と貿易収支が改善に向かいます。そろそろ見直される時期がくるのではないでしょうか。
そして、それを裏付けるかのような値動きもあります。チャート分析をしてみました。面白い状況にあることが分かります。
南アフリカランド2019年の投資戦略
南アフリカランドですが、ランド円でチャート分析をしてみるとあるパターンにはまっていることが分かります。三角持ち合いのパターンです。
上記は南アフリカランド円のチャートにトレンドラインを加えたものです。ご覧の通り、チャートは大きな三角持ち合いに状況にあり、かなり動きが煮詰まっていることが分かります。トレンドラインをブレークすれば、大きな値動きが見込める状況です。
値動きはここ1ヵ月が山場といったところでしょうか。今のうちに仕込んで大きな利益を上げたいところです。
南アフリカランド向けのFX会社
上記の通り、南アフリカランドは買いと予想をしてみました。そんなときにおすすめできるFX会社がトレイダーズ証券 みんなのFXです。
みんなのFXは南アフリカランドのスプレッドが狭い上にスワップポイントが他社と比べて圧倒的に高く設定されています。南アフリカランドを買うなら、ここしかないでしょう。あまりPRされていませんが、こっそり業界最高水準のスワップポイントを提供しています。
みんなのFXに興味がある方は以下のPRページもご覧ください。トルコリラやメキシコペソのトレードもすることが可能です。口座を開いて損はない使い勝手の良いFX会社となっています。
リンク:トレイダーズ証券「みんなのFX」PRページはこちら [PR]
管理人はこう見る!2019年トルコリラのトレード材料
さて、我らがトルコに焦点を当ててみましょう。現在のトルコは内政もダメ、外交もダメの残念な状況が続いています。これらの状況が好転するか否かが今後の焦点となります。
もっとも、経済そのものは底打ち感が広がっています。長年の懸念であったシリア問題はすでに収束に向かいつつありますし、インフレ率は改善の兆しを見せています。また、トルコ中銀がここ最近になって機能し始めた点は特筆に値するでしょう。
そんな訳で、以下にはトルコの内政・外交・経済の3つの視点でトレード材料を探っていきたいと思います。
政治的混乱による下落は買い
最初にトルコリラトレーダーを悩ませるトルコの政治不安について語っていきましょう。内政面における課題です。
折しも先日、トルコで地方選挙が行われました。この地方選挙で与党は敗退。さらに追い打ちをかけるかのように選挙のやり直しが決定され、トルコの政治不安が広がりました。通貨リラも例外なく暴落の憂き目に遭いました。
もっとも、トルコに限らないことですが国の政治的混乱が経済にダメージを与えることは稀な例です。むしろ、得てして為替レートはリバウンドし、何事もなかったかのように経済ニュースを追いかける日々が戻ります。
トルコにしたって例外ではありません。過去にダウトオール首相(当時)の辞任やクーデターでトルコリラは急落しました。しかし、その後にきっちりリバウンドの局面があったのです。
今年はトルコリラの大幅上昇は見込めませんと書きました。ただ、こうした政治的混乱による下落が起きた時に拾っておけば、その後に利益がプラスに転じやすくなります。私事的混乱による下落は買い。これが管理人のトレード方針です。
イランを巡るアメリカとの外交関係
悩ましい外交問題がこちら。アメリカとの外交関係です。特にアメリカとイランの対立が深まり、トルコの立場が微妙になってきました。
先日より報道されているように、アメリカとイランの対立が日々深まっています。これを受けて、トルコはアメリカを批判する側に回っています。トルコはどちらかと言えば、イランサイドの国であるからです。故にアメリカとイランの対立が深まれば、アメリカとトルコの対立関係も深まります。
万が一、アメリカがイラン戦争を勃発させればトルコリラも急落することでしょう。ただ、その事態は起きるのか?というと、管理人はむしろ楽観視しています。トランプ大統領にそこまでリスクを取る理由がないためです。
冒頭に書いた通り、トランプ大統領はドル安・株高を望む状況です。しかし、戦争となれば真逆の結果になることでしょう。有事のドル高が起こり、株価は下がります。不況期ならまだしも、金融緩和で経済が潤っている現在の状況で戦争は悪手になるのです。
そもそもがトランプ大統領は軍事に重きを置くタイプの政治家ではありません。シリア紛争では早々と軍を撤退していますし、最大の敵ロシアとの対立は避けています。北朝鮮問題も然りで、軍事対決ではなく対話を選ぶという意外にも平和的な解決方法を選択しています。
そんな訳で、アメリカによるイラン戦争の勃発やトルコvsアメリカという図式は出来上がらないのではないでしょうか。むしろ、アメリカからはトルコへの経済制裁を解除するという動きもあり、これが関係改善のきっかけにすらなりそうです。
以上が中東情勢に対する管理人なりのものの見方です。
トルコ中央銀行に利上げを期待する理由
トルコの経済にも目を向けてみましょう。インフレ率の推移です。
トルコの2018年はインフレの悪化に悩まされた年でした。アメリカとの関係悪化を受け、通貨リラが暴落。通貨安からインフレ率の増加に拍車が掛かったのです。
下記のグラフはインフレ率の推移を示したものです。ご覧の通り、一時期のピークは越えたものの、いまだ20%近い水準で推移しています。
ここで対応を求められるのがトルコ中央銀行です。インフレ率が20%近い水準で高止まりしている現在、政策金利の引き上げが求められます。中央銀行が実行できるか否かでトルコリラのレートが決まる最大の山場です。そして幸いにも、今のチェティンカヤ総裁はそれだけの実行力を持っている人物です。
最近ではエルドアン大統領の中銀批判も影を潜めています。一波乱あったとは言え、地方選挙も終わりました。もう国民に媚びる必要もありません。利上げを実行するなら今がチャンスです。
当然ながら、利上げが敢行されればトルコリラは買いです。ただ、タイミング的にはもっと早くリラ高トレンドが発生することでしょう。利上げにまつわるタイミングと詳細については以下の記事に書きました。興味がある方は併せてご覧ください。
トルコのトレード材料に関する見通しまとめ
上記の通り、トルコの内政・外交・経済という3つの視点でトレード材料を考えてみました。V字回復とはいかないまでも、管理人の描くシナリオ通りに事が運べばトルコリラは底堅い値動きを見せるのではないかと思います。
特に管理人が重要視しているのがトルコ中央銀行の動きです。現在のトルコはインフレ率が高まっていますし、何より通貨の信用不安を引き起こしています。
利上げで通貨の信用度を上げることはできません。しかし、リスク・リワードを整えることは可能です。要は信用度の低い通貨であれば、相応のリターン(=利回り)を与えよということですね。
現在、トルコは24.0%という高い政策金利を設定しています。しかしながら、インフレ率や通貨の信用度を見るとまだ足りません。トルコ中央銀行にはもう一段、できれば二段階の利上げを実施して欲しいものです。
トルコリラと新興国通貨に対する見通しのまとめ
以上の通り、2019年の経済展望について管理人の意見を述べさせてもらいました。アメリカをはじめとする先進国の情勢や、メキシコペソや南アフリカランドという新興国通貨のレート予想などなどなど。今回のブログではかなり多くの主張を展開してみました。
トルコのEU加盟問題やロシアとの関係性など、まだまだ材料はあるのですがあまりに記事が長くなりすぎました。そろそろまとめに入りたいと思います。
先進国通貨の見通しに対する意見まとめ
管理人は先進国通貨について以下のように考えます。
- 日本や欧州、そして豪州など、すでに先進国は通貨安競争を始めています。2019年にはアメリカもそんな通貨安競争に参加するものと考えます。
- トランプ大統領が通貨安を誘導したい理由は株価です。もう一段の株高を実現するためにはドル安という材料が必要です。
- ドル安となれば相対的に新興国通貨には買いのチャンスが巡ってくると考えます。
新興国通貨の見通しに対するまとめ
新興国通貨について、メキシコペソ、トルコリラ、南アフリカランドに関する以下の意見を述べました。
メキシコペソに関する見解は以下の通りです。
- メキシコペソは2019年も上昇トレンドを続けると考えます。ただし、トレードの出口戦略を考える必要もあります。意外に難しい相場になるかもしれません。
- メキシコペソに対するスタンスはバイアンドホールドです。スワップポイントによる利益と為替レートの上昇による差益の両方を狙っていきます。
- メキシコペソを保有するならセントラル短資FXのFX口座がおすすめです。スワップポイントが業界最高水準で設定されいます。
トルコリラに関する見解は以下の通りです。
- トルコリラ円の為替レートにV字回復はありません。ただ、中長期に見て一旦のレンジ相場に入ると考えます。
- レンジ相場なので安値で仕込み、欲を張らずにレンジ上限で売る。このスタンスが重要になると考えます。ただし、価格にはノイズが付きものなので、ポジションやレバレッジには余裕を持って対応しましょう。
- そんなレンジ相場では積み立てトレードが有効です。積み立てに向くFX会社はSBIFXトレード(スポンサードリンク)です。1通貨単位で売買することが可能です。
南アフリカランドに関する見解は以下の通りです。
- 南アフリカランドについては、現在の時点で爆発寸前の状況にあると考えます。そろそろ好材料が飛び出して三角持ち合いをブレークするのではないでしょうか。チャート分析をしてみると分かります。
- 南アフリカランドを仕込むなら今のうちです。上昇の勢いが付きすぎると手を出すタイミングを失います。
- 南アフリカランドのトレードにおすすめのFX会社はトレイダーズ証券 みんなのFXです。スワップポイントもスプレッドコストも良好です。何気にトルコリラやメキシコペソのトレードも可能です。
トルコリラのトレード材料に対する見解まとめ
トルコの政治や経済に関する見解として、以下の主張を述べました。
- トルコは政治的に不安定な国です。しかし、政治的な混乱は買いのチャンスです。積極的に買いを狙いましょう。
- 現在、アメリカがイランと戦争を起こしそうな状況にあります。イランサイドにいるトルコとしては危機的な状況です。ただ、この戦争は起こらないと個人的には考えています。米国にとってあまりメリットがありません。
- トルコ中央銀行はそろそろ利上げをするべきです。インフレ率が相当に上がっていますし、通貨の信用不安も出ています。そんな意見が市場のニュースに出始めた時が買いのタイミングです。
長くなりましたが、管理人による市場の見立てはこんなところです。まあ、当たるも八卦当たらぬも八卦。皆様におかれては、あくまでもトレードの参考に留めておいてください。トレードの結果について、管理人は責任を持てませんので悪しからず。
なお、今年の予想記事は何かしらの材料が出るたびに追記の形で内容を書き足していこうと考えています。当初の記事と内容が変わる場合もありますので、どうぞご承知おきください。