ゴールデンウィークが迫る今日この頃、皆様FXライフを楽しめていますでしょうか。管理人が長期の休みでやっておきたいこと。それはFXのトレード手法検証です。そのために便利なツールが検証ツール「ForexTester3」ですね。管理人はVer.2から使い続けています。
簡単に言えば、チャートデータを読み込んで、ボタンをポチポチしながら時間を進めていくソフトウェアです。ただ、ポジションを売買する機能もあって、リアルに近い感覚でデモトレードをすることができますね。結果の集計作業もできちゃいます。
そんなForexTester3がGW中にセールを実施しています。お得にFT3のライセンスを手に入れるチャンス。今回は雑談ライクにFT3のネタを語っていきましょう。
ForexTester3をお得に買える期間
最初に今回のセール期間から。今回は日本のゴールデンウィークに合わせて、ForexTester3の販売サイトがセールを開催しています。気になるお値段は249ドル。セール期間は5月5日までとなっています。
ポイントは、現在やや円高の傾向にあることでしょう。ご存知の通り、ドル建て価格の商品って円高の時に安く買えるのですよ。現在のドル円レートは約110円。米国の減税策期待に基づく年末120円説があることを考えれば、比較的円高の状況にあるのではないでしょうか。
余談ですが、こうしたセールは年に何回か行なわれます。管理人の知る限り、クリスマスはほぼ毎年、バレンタインはもしかしたら?という頻度でバーゲン価格が公表されます。買うも自由、待つも自由ですが、FXを続けていくなら必要なツールであると思います。
ForexTester3の使い途あれこれ
では検証ツールを使って何を行なうべきなのでしょうか。用途は色々とありますが、大きく分けて2つでしょう。一つはチャート分析手法の確認、もう一つは自動売買プログラムのルールを検討することです。
チャート分析手法の確認
チャートの分析手法というのは、世の中に色々あります。ただ、その有効性を実際に確認されている方というのは少ないのではないでしょうか。手法を自分の血肉としている方も少ないことでしょう。この点、管理人は疑り深くて、なおかつ職人気質です。実際に試行錯誤してみて手に馴染まないことには使いこなす自信がありません。
手法やインジケータの確認そのものは、実は一般のチャートツールでも可能です。ただ、既成のチャートで困ることは、既に答えが目の前に出てしまっていることですね。
FXのチャート分析は、本来、右側の見えない世界で行なうべきこと。この点、MetaTraderでもFX会社のチャートツールでいくら頑張っても、既に答えが出てしまっています。やはり先の見えないチャートを分析するには、ForexTesterのような順次送りの機能を使う他にないことでしょう。
余談ですが、先日の記事で紹介した「トルコリラ1月末は買いの法則」は、きっちりFT3で検証を行いました。こんなオリジナルの分析を行なうにもFT3は便利なツールです。
自動売買プログラムの手法検証
チャート分析から一歩進んで、自動売買を考える方もいるかも知れません。管理人も最近はEA(自動売買プログラム)の開発に取り組んでいます。現実問題として、四六時中チャートに張り付いて売買するなんて不可能ですからね。取引ルールさえ明確にできれば、プログラムを組んで稼働させた方が効率的です。
しかし、開発に際して問題があります。取引ルールをプログラムしてバックテストを行っても、儲かると信じていたルールが儲からないことが多々あるのですよ。なので、プログラムを組む前に手法の感触を確かめておく必要があります。そんな時にFT3は役に立ちますね。
ちなみに上記は管理人の開発しているスキャルピング用のインジケータ&売買プログラムです。作業時間の割り振りは、検証作業:プログラム=8:2の比率くらいです。やはり売買ルールを明確にする検証作業の方が圧倒的に時間を食いました。失敗の度にプログラムを組み直していたら、嫌気がさしてしまう作業です。
本当の意味で取引ルールを明確にするには、検証を繰り返して厳密解を求める他ありません。その際、プログラムを組み直していると非常に時間が掛かります。であれば、ForexTester3を使って手作業で確認していく方が手っ取り早いのです。
コードの書き換えはできるだけ少なくするのが、売買プログラムを開発する手順の理想形だと思います。
ForexTester3の使い方講座
最後に弊サイトの紹介を少々。実は見えない所でForexTester3の使い方ページをコツコツ作成しています。現在できているのが、以下のページ。興味のある方は覗いて見て下さい。
- ForexTester2(フォレックステスター)のFXバックテスト機能
- デューカスコピージャパンでFT3のチャートデータを入手する
- MT4のチャートデータをForexTester3に流用
- FT3にFXの過去データをインポートする手順
基本的な流れは以下の通り。
- チャートデータを読み込む
- 通貨ペアのスペックを設定
- 検証プロジェクトスタート
- コツコツと検証してみる
コツさえ分かれば、使い方で困ることはあまりありません。何気に販売元の解説ページも充実してきて、今ではココを見ても大体の使い方が分かるようになってきました。FXの検証ツールに興味のある方は、是非とも確認してください。