2018年も下期に入りました。ここで投資環境が好転したようです。急落していたトルコリラがリバウンドで買われる事態となりました。
トルコリラ上昇の要因はヘッジファンドの参入でしょう。年初から期待の掛かっていたトルコリラですが、ここに来て特に材料もなく買いが入っています。これは、投資環境の好転でファンドの需要が高まったためと考えます。
今回は相場の変化を報じる傍らで、直近のチャート分析をご紹介しようという次第です。
下期入りで10月相場はこう動く
2018年も10月に入り下期に入りました。10月相場の到来です。「5月に売れ(セルインメイ)」とは言いますが、その後に続く言葉は「10月になるまで戻ってくるな」となっています。10月と言えば、夏休みを終えたファンド勢が本格的に市場に戻ってくる時期となっています。
その動向を裏付けるかのように日経平均は大幅高。トルコリラにも10月1日から大きな買いが入っています。早速、チャートを見てみましょう。以下は本日のトルコリラ円日足チャートとなっています。
ご覧の通り、10月1日のトルコリラには大きな陽線。TRY/JPY=19.0円のラインを超えてきました。投資環境の好転を予感させる、実に大きな買いが入っています。
リラ買いの背景には、ファンド勢の動きがあるのでしょう。10月と言えば、ファンド勢も下期入りです。新規の予算が付いたという訳で、そこで早速の買いを入れたと推測します。
トルコリラ円はスピード調整の押し目待ち
もっとも、現在の為替レートで新規買いかと言えばそうでもありません。もう一度チャートを見てみましょう。既に過熱感が出ていることがRSI指数の数字から分かります。RSIの70越えは過熱感の目安です。
こうなってくると、少し買いのタイミングを考えなければいけません。押し目待ちです。以下にはチャート分析を通じて、リラ円の新規ポジションを建てるタイミングを解説したいと思います。
トルコリラ円のチャート予想【10月版】
もう一度だけチャートを確認してみましょう。次は管理人の考える押し目のラインを書き込んでみます。以下の通りです。
トルコリラはこの記事を書いている以前にTRY/JPY=18.4円で上値の重たい状況を続けていました。それが、とある材料を元にブレークして現在に至ります。つまり、この18.4円というラインは相場参加者が非常に意識しているラインなのです。トルコリラ円の押し目を狙うなら、このライン付近にまで下がってきたところがチャンスでしょう。
18.4円のラインが意識された回数は2回です。1回目はトルコショックからの最初のリバウンドがピークを打った所。2回目はトルコ中銀が政策金利の引き上げを発表したタイミングです。
最終的には、その後にトルコのAkbankというトルコ大手銀行が新規の借り入れ金を調達したことで安心感から買われました。その際にブレークしたのも18.4円のラインです。
このように、現在のトルコリラ円のチャートには色々な要素が書き込まれています。そして、その要素を丹念に拾うことでチャートの未来が見えてくると管理人は考えます。尚、管理人の考えるトルコリラ円の目先高値はTRY/JPY=21.0円です。
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以上の通り、今回はチャート分析を交えて、現在のトルコリラ市況を解説してみました。まだまだ買いの余地があるトルコリラ。是非とも買いポジションはタイミング良く建てて頂きたいものです。
前述した通り、トルコリラを買うタイミングにはまだ時間的な余裕があります。そこでトルコリラ用の新規口座を解説してみてはいかがでしょうか。現在、当ブログではセントラル短資FXとタイアップしてレポートプレゼントキャンペーンを行っています。
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※本記事は管理人の主観に基づく内容を多く記載した文章です。また、読者の方にトレードを強要するものではありません。FXの投資判断には自己責任が伴います。投資における最終判断は読者の方ご自身にて行うようお願い申し上げます。