今回はスワップ運用の基礎知識をおさらいしたいと思います。スワップポイントが付与される日や付与されない日、付与日数が増える日の解説をします。
トルコリラのような金利の高いFX通貨ですと、スワップポイントの付く・付かないを気にされる方が多くいます。特にFXを始めて間もないと、スワップポイントが付かなかった日の存在に気付き、驚く方がいるようです。しばしば、そういった質問を受けることがあります。
最近のサイト検索キーワードを見ていると、どうにも再びスワップ運用がブームになりそうな気配があります。ただ、利益を目指す前にルールは覚えて頂きたいと考えています。という訳で、今回はスワップ運用の基礎のキソ。スワップポイントが付く日のルールについて解説します。
スワップポイントの付く日・付かない日
最初にFXでありがちな勘違いの元になる「スワップポイントの付かない日」について解説します。FXで金利の高い通貨を保有すると金利差による利益を受け取ることができます。ただ、ごく一部のFX会社を除けば基本的に土日祝日は受け取り利益が発生しません。為替市場がお休みであるからです。これがスワップポイントの付かない日の正体です。
基本的に土日はスワップポイントが付かない訳ですが、多くのFX会社では土日分の金額が木曜日に振り替えられます。休日が変則的でない限り、木曜日はスワップ3倍デーになる訳ですね。ちなみに木曜日に振り替えられるのは、為替の受け渡しに2営業日掛かるためであると言われています。
スワップカレンダーで確認する
「多くのFX会社では」「休日が変則的でない限り」と言葉を濁した訳ですが、これは暗に例外があることを言いたかったためです。例えば、月曜祝日の場合も多々ありますし、スワップポイントの受け取りルールそのものが変則的なFX会社もあります。
スワップポイントの受け取り日を厳密に確認するには、FX会社のスワップカレンダーを確認する必要があります。例えば以下はセントラル短資FXのスワップカレンダーです。ご覧の通り、受け取り日数分のスケジュールが公開されています。
(画像はセントラル短資FXのHPより)
余談ですが、カレンダーをよく見ると5日分のスワップポイントが付く日もありますね。これは、クリスマスでロンドンの為替市場がお休みであったためです。もっとも、必ずしも海外の休暇に合わせるケースばかりでもなく、結局の所はFX会社によってマチマチです。やっぱり厳密に確認したければ、口座をお持ちのFX会社でスワップカレンダーを確認する必要があります。
FXの勉強に適した会社
最後にCMです。今回はセントラル短資FXのスワップカレンダーを例に、スワップポイントの基礎知識を解説をさせて頂きました。そんなセントラル短資FXでは、2016年12月現在、志摩力男さんの相場観レポートが発行されています。2017年の相場観を書かれているのですが、これ非常に参考になりますよ。
セントラル短資FXは、ともかくセミナー・レポートが充実していますね。スワップ運用には経済動向に対する知見が欠かせません。この点、各国通貨の見通しや重大イベントの動向を勉強をするには良い環境が揃っていると思います。今年だとイギリス国民投票と米国大統領選挙で現地LIVEを開催していましたね。興味のある方は、是非とも口座開設をどうぞ。
余談ですが、管理人もセントラル短資FXからレポート出していますよ。その名も「トルコリラ投資の戦術指南書」です。トルコリラの特徴や細かなトレード技術、資金管理について47Pのボリュームで書き上げました。トルコリラの世界に入門されたい方は是非ともどうぞ。