トルコリラを取引することができるFX業者は限られています。このカテゴリではトルコリラを扱うおすすめFX業者をいくつかの視点から紹介していきます。
トルコリラの取引業者を選ぶ基準は、主に3つに分類されます。スワップポイント、スプレッドコスト、そして取引通貨の有無です。
以下にはそれぞれの視点でトルコリラを扱うFX業者選ぶポイントをご紹介したいと思います。
FX業者選びのヒント
トルコリラは新興国通貨であるため、FX通貨の中ではマイナーな部類に分類されます。だからと言って心配することはありません。ポイントを押さえれば良いFX業者を見つけることが可能です。
FX業者を選ぶ際のポイントは以下の3点です。
- スワップポイントが高いか安いか
- 取引コストが安いかどうか
- 希望の通貨ペアを扱っているかどうか
スワップポイントについては皆さんご存知の通りですね。トルコリラは高金利通貨なので買いポジションを持てばスワップポイントを受け取ることができます。長期の運用が前提であればスワップポイントの高いFX業者が良いでしょう。
短期の売買を考えている場合は、取引コストが安いFX業者がおすすめです。トルコリラはスプレッドコストが高いFX通貨なので、FX業者の選び方によって取引コストも随分と変わってきます。この点にはちょっとした注意が必要です。
また、ドルリラやユーロリラを売買する場合にもFX業者をうまく探す必要があります。基本的には日本のFX会社が扱うトルコリラは対円の通貨ペアであるからです。まあ、ここら辺までいくと中上級者の領域となってきそうですね。
そんな訳で、以下にはトルコリラを売買する目的でFX業者を選ぶ際のヒントをご紹介したいと思います。
スワップポイントが高いか安いか?
トルコリラは高金利通貨です。やはり、買いポジションの長期保有で金利収入を得ることを考えられている方が多いのではないでしょうか。
長期運用では、スワップポイントが高いFX業者が有利です。日々の金利収益がそのままトータルの利益に反映されるからです。長期に運用する前提であれば、スワップポイント重視でFX業者を決めればよいと思います。
一方で、あえてスワップポイントが低い業者を選ぶという選択肢もありえます。トルコリラの買いだけでなく売りも行う場合です。トルコリラの売りポジションをホールドする場合は、金利の支払いを抑えた方が有利なトレードを展開することができるのですね。
以下のページでは、長期運用の視点からトルコリラ取扱業者の特徴をご紹介しています。スワップポイントが高い業者を紹介することは当然ながら、スワップポイントが低いFX業者も併せてご紹介しています。

取引コストが高いか安いか?
トルコリラは、スプレッドが広いカテゴリに属するFX通貨です。取引コストを抑えるためには、いくつかあるFX会社からスプレッドが狭い業者を選ぶ必要があるのです。
トルコリラの取引コストはスプレッド(=売買レートの差)によって決まります。おおよその目安としては、10,000通貨当たりの売買で200円から800円といったところでしょうか。FX業者によって随分と差が開いているのが現状です。
もっとも、近年では新興国通貨でも短期取引(デイトレード等)が可能になってきました。各社の競争によって、スプレッドが縮まってきているためです。トルコリラも例外ではありません。取引コストが安いFX業者を選べば、デイトレードも十分に可能です。
そんな訳で、以下のページでは取引コストという観点からおすすめFX業者を選んでいます。トルコリラのスプレッドに注目してFX業者を比較しました。トルコリラの短期売買に興味のある方は、是非とも併せてご覧ください。

トルコリラを扱っているのか?
最後に根本的なお話で締めくくります。そもそも狙いを定めたFX会社では、トルコリラを扱っているのか?という話です。実を言うと、日本国内のFX会社ではトルコリラ通貨ペアの扱いがないFX会社が多々あります。
併せて言えば、トルコリラの対(つい)になる通貨によっても選択肢がある場合・ない場合が存在します。まあ、一番人気のトルコリラ円は大抵のFX会社で標準装備されているようです。ただ、ニッチなニーズのあるドル・トルコリラ(USD/TRY)だと、なかなか扱いがありません。
そのような訳で、以下のページではトルコリラを扱うFX業者全般をご紹介しています。通貨ペアの選択肢として、ドルトルコリラ(USD/TRY)やユーロトルコリラ(EUR/TRY)の通貨ペアも紹介しています。是非とも併せてご覧ください。

尚、証券会社を選ぶときは、トレードスタイルを基準にすると利益の最大化を図ることができます。ご自身が望む売買のスタイルに合わせて読んでみてください。
トルコリラのFX業者選びに迷ったら
最後にまとめに入りたいと思います。
最終的にFX業者選びに迷ったらスワップポイントで決めてしまうのもひとつの手です。当サイトでは把握しているFX会社のスワップポイント一覧表を定期更新しています。
FX証券会社 | 買いポジ | 売りポジ | コメント |
---|---|---|---|
インヴァスト証券 | 67 | -108 | 2019年新規参入 スワップ高め |
セントラル短資FX | 10 | -35 | 売りスワップ安い スプレッド狭い |
FXプライムbyGMO | 63 | -93 | |
GMOクリック証券 | 60 | -80 | |
SBIFXトレード(スポンサードリンク) | 50 | -60 | 1通貨から取引可 |
外為どっとコム | 43 | -73 | |
クリック365 | 42 | -42 | 売り買いスワップ同額 |
ヒロセ通商 | 35 | -65 | スワップ減額日あるが |
OANDA Japan | 52 | -163 | ドルリラ・ユーロもあり |
FXトレードフィナンシャル | 49 | -74 | |
マネーパートナーズ | 30 | -154 | 売買手法の検証が可能 |
トレイダーズ証券 みんなのFX | 50 | -50 | |
マネースクエア | 10 | -70 | |
LIGHT FX | 45 | -45 | |
アイネット証券 | 30 | -50 | 2019年新規参入 |
最終更新日:2019.12.22 |
手動で更新しているので1週間単位のタイムラグはありますが、おおよそのスワップポイントの傾向が見えてきます。上記の表の中からスワップポイントの高いFX業者を選んでしまうのもひとつの解決策ですね。
また、スプレッドコスト重視の方であれば、おすすめは安定感のあるセントラル短資FXです。現在のスプレッドコストは10,000通貨あたり200円前後で、FX業者の中ではかなり安い部類に入ります。
以下リンク先のページから口座開設することが可能です。興味のある方は、是非とも併せてご覧ください。こっそりプレゼントも用意していますよ。