トルコリラでスイングトレードは可能か?
スイングトレードとは、FXの取引スタイルの一つです。 相場で生じた一方向のトレンドを追い、利益を伸ばします。 期間としては、デイトレ以上~バイアンドホールド以下で、3日~数週間程度の期間を取引に費やし日々のトレンドを追います。
スイングトレードのメリットは、煩雑なチェックが不要な点です。デイトレのように、モニターを長時間チェックする必要がありません。このため、サラリーマンのような多忙な投資家に向いた手法であると言われています。
トルコリラは、このスイングトレードとなかなか相性の良い通貨です。その理由は、トルコリラが高金利通貨であるためです。
- 高金利通貨は一方通行のトレンドを描きやすい傾向にあります。
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高金利通貨のほとんどは、主にマクロ型ヘッジファンドが運用しています。 マクロ型ヘッジファンドというのは、ある程度長期の運用を前提にした投資機関です。 金利利益を上げることを常套手段としており、そのため高金利通貨を好んで買う傾向があります。 このマクロ型ヘッジファンドの新規運用が相次ぐと上昇トレンドが形成され、逆にファンダメンタル要因で引き上げが相次ぐと下降トレンドが形成されます。 いずれにせよ、中~長期的にトレンドが明確に発生します。
トルコリラも例外ではなく、長期保有型のファンドによる一方向トレンドが形成されやすい通貨です。
トルコリラにおけるスイングトレードの優位性
トルコリラでスイングトレードをする場合のメリット・デメリットを説明します。
- ◎一方通行のトレンドを描きやすい
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先ほども述べましたが、トルコリラは一方通行のトレンドを描きやすい通貨です。 このトレンドは1ヵ月以上に渡って続くこともあり、スイングトレードの優位性を最大限に活かすことができます。
- ×取引コストが高い
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新興国通貨全般に言えることですが、取引コストが高い傾向にあります。 詳細は後述しますが、トルコリラ円(TRY/JPN)だとスプレッド片道16銭程度が相場です。
日本円に直すと、1,600円(1lot=10,000通貨)が取引コストの平均値です。 これはちょっと、エントリーに二の足を踏む金額です。
トルコリラのスプレッドが狭い証券会社はどこか?
トルコリラの取引は非常にコストがかかります。
取引コスト=スプレッドです。 TRY/JPNなら、スプレッドは業界平均で16銭程度です。 つまり、10,000通貨の新規建てで1,600円ものコストがかかります。
レバレッジが10倍でも、最低取引証拠金は約50,000円です。1,600円のスプレッド分は、投入資金の約3%にもなります。このコストがある限り、利益の目減りは避けられません。 スイングトレードで勝っていくためには、ちょっと厳しい金額です。
では、コストを抑える方法はないのでしょうか?
あります。単純な話で、コストの安い証券会社があるのです。 具体的には、OANDA JAPANとセントラル短資がトルコリラのスイングトレードに適しています。
証券会社の選び方次第で有力な選択肢のひとつに
FX投資家の間では、新興国通貨の取引はあまり好まれません。 また、トルコリラの短期取引で勝っている人もあまりいません。その原因は、取引コストが高いことです。
ですが、コストの安い証券会社で取引すれば、トルコリラはスイングトレードの通貨ペアとして優秀な選択肢になりえます。裁定取引と併用しすれば、一年中トレードで利益を出すことができる点も魅力です。